
- 越智 照
柔整
令和6年度2部卒業
四国医療専門学校 鍼灸学科 在籍
鍼灸学科では、これまで学んできた西洋医学とは大きく異なる東洋医学を学んでいます。柔道整復学科では西洋医学を中心に学んでいたため、東洋医学は私にとって全く未知の分野であり、最初は理解することにとても苦労しました。
しかし、分からないことをそのままにするのではなく、自分なりに考えて解釈し、それをさらに自分の言葉で言語化することを繰り返すことで、少しずつ理解できるようになってきました。


私が「自分なりに理解すること」を大切にしている理由は、将来、臨床の現場に出たときに、患者さんへ分かりやすく説明ができるようになるためです。私たちが当たり前に使っている専門用語を、そのまま患者さんに伝えても、すべての人が理解できるわけではありません。むしろ、分からない言葉を並べられることで、不安を感じてしまうこともあると思います。
だからこそ、まず自分自身が内容を本当に理解し、それを相手に合わせた言葉に置き換えて伝える力が必要だと考えています。
私にとって、国家試験に合格することはゴールではなく、臨床に出るためのスタートです。卒業してからも、医療に携わる者として日々学び続ける必要があります。
テストのための勉強は、出題される範囲や答えがある程度決まっています。しかし、臨床では一人ひとり症状や身体の状態が異なり、「これが正解」と決まっているわけではありません。だからこそ、学生の今から、ただ覚えるだけの知識ではなく、自分で考え、理解し、説明できる「使える知識」を身につけていきたいと思います。
2026年9月