
- 三福 優太
作業
平成30年度卒業
香川県立中央病院 勤務
卒業後、福井県の大学病院で4年間勤務したのち、地元である香川県に戻ってきました。現在は香川県立中央病院で勤務し、様々な対象者の方へ急性期のリハビリテーションを行っています。
新人の頃は目の前の患者さんを良くしたい一心で臨床や研究活動、自己研鑽に打ち込み知識を増やそうと必死でした。当時は上手くいくこともありましたが、解決しないことでモヤモヤすることの方が多かったのを覚えています。もちろん目の前のことに必死に取り組めたことは今の仕事において財産となっていますが、今となっては視野が狭くなり作業療法の本質を見落としていたのではないかと思います。作業療法士として8年目を迎えた今では、その人らしさや生活の中で重要にしている事などを本人やご家族と共有し、目標を一緒に立てながら取り組み、支援することが作業療法であり、こころとからだのリハビリであると認識しています。


私が所属しているような急性期病院では、初めてリハビリテーションを受けるという方も多く、その方々にとっては作業療法の入口であり、重要な役割を担っています。まだ予測が立てにくい時期だからこそ、患者さんの生活背景を考慮し社会との繋がりをつくっていくための土台づくりが出来るよう日々意識しています。リハビリをする中で患者さんそれぞれの人生の一部に寄り添えるところは作業療法の楽しさであり、おもしろさであると感じています。また作業療法を一緒に行うことは自分自身にとっても人生の糧となっています。
まだまだ世間的には知名度の低い作業療法士という職業ですが、あらゆる場所で作業療法士が活躍できる世の中になるよう、これからも自信をもって作業療法を提供していきたいです。
2026年5月