
- 細川 凌
看護
平成28年度卒業
東京医療保健大学大学院看護学研究科高度実践看護コース 進学
私は四国医療専門学校の講義の中で、医師と連携し一定レベルの診療に携わる診療看護師の存在を知りました。卒業後は大学病院に入職し、手術室、集中治療室、血液浄化センターでの勤務を経験する中で、自分の力不足を痛感しました。そこで、高度な実践力を備え、医学と看護の視点を併せ持ち、チーム医療の中心として活躍できるNPになりたいと考えるようになりました。さらに、私が最も尊敬する医師からの勧めと支援もあり、大学院進学を決断しました。


大学院では、高い志を持つ同期と互いに刺激を受けながら、診療に必要なフィジカルアセスメントや臨床推論に加え、診療看護師としてどのようにタスクシフト※や活動に取り組むべきかを学んでいます。
研究活動では『痛み』に関する研究を進め、疼痛緩和の標準化や患者の身体的苦痛の軽減、QOL向上に寄与できるよう取り組んでいます。
利他的な精神を大切にし、患者はもちろん、共に働く医療スタッフを幸せにできる診療看護師になることを目標に、今後も研鑽を積んでいきます。
※タスクシフト:ある職種が担っていた業務を他職種に移管すること
2025年12月