- 山本 翔瑛
令和7年度入学
僕は今年の2月に大きな目標を達成しました。それは高校から始めたパワーリフティングで日本一になり、世界大会に出場することです。そして8月26日に日本代表としてコスタリカに行きました。
競技を始めたのは高校1年生の時で、そのときから日本一になることを夢見ていました。最初は記録が伸びるのが楽しくて、勝ち負けなどにはこだわっていませんでした。
しかし、1年生の冬にあった記録会で、自分より後から始めた同級生に負けたことをきっかけに、勝ち負けにも意識を向けるようになりました。


次の大会で全国大会の標準を切るということを目標にし、冬の間たくさんの努力をしました。その結果、高校2年生で初めて全国大会に出場することができ、16位という功績を収めることができました。これまでの努力が報われたと感じ、とても嬉しかったのを覚えています。
この経験で「もっと強くなって日本一になりたい!」という思いが強くなりました。僕の中で日本一になるということが、夢から目標に変わった瞬間でもありました。
「夢は見るもの」で、「目標は達成するもの」だと僕は考えています。夢のように「だったらいいな」じゃなく、目標のように「する」の方が確実に良いと思うのです。今までの経験からそう感じています。
そしてここから1年半後の大会で日本一になることができました。
僕には特別な才能があったわけでもなく、ずっと勝ち続けてきた選手でもありません。
むしろ、勝つことより負けることの方が多かったです。
そんな経験をしたからこそ、負けることの方が自分の能力を伸ばしてくれるのだと実感しています。
本気でやった経験はこれからの資格取得のうえでとても大切だと心から思っています。
パワーリフティングと勉強の二刀流でこれからも日々努力を続けていきます。
2025年9月