先輩の声 VOICE

四国医療専門学校を卒業後、医療法人社団和風会橋本病院に作業療法士として勤務し10年目を迎えました。橋本病院は、「気づきの医療」を理念とし、「新しいことに取り組む楽しさに気づくこと」「既成概念にとらわれない姿勢」を大切にしています。私自身もこの理念に共感し、柔軟かつ主体的な視点を持って日々の臨床に取り組んでいます。
私は、患者様一人ひとりの心に寄り添い、ご家族と目標を共有しながら、達成に向けて共に歩むことに大きなやりがいを感じています。現場で生じる臨床上の疑問を大切にし、エビデンスに基づいた実践を重ねることで、より質の高い支援の提供を目指しています。

昨年度は第8回アジア太平洋作業療法学会にて発表を行い、今年度は香川県で開催予定の第59回日本作業療法学会、タイ・バンコクで開催される第19回世界作業療法士連盟大会（WFOT）において発表を予定しています。こうした学会発表を通して国際的な視野を広げ、多角的な視点からのアプローチを意識して臨床力の向上に努めています。