授業訪問「実践あん摩マッサージ指圧実技Ⅱ」
鍼灸マッサージ学科3年生では、これまでの授業で身につけてきた知識や基本的な技術を、より実践的な力へとつなげていく授業である「実践あん摩マッサージ指圧実技Ⅱ」があります。
この授業の大きな特徴の一つが、専任教員によるオムニバス形式です。


教員それぞれが、これまでの臨床経験や得意とする施術分野を活かし、担当するテーマに沿って指導します。
1・2年次の授業とは異なる教員から技術を学ぶことで、基礎的な手技を土台としながら、より臨床を意識した技術や考え方を身につけていきます。
授業では、伏臥位・仰臥位・側臥位など、さまざまな体位での施術や、上半身・下半身・腰背部など、それぞれの部位に応じた施術方法を学びます。
実際の施術を想定して実技練習を行うことで、学生たちは自分の技術を見直し、より良い施術につなげるための工夫を重ねていきます。
さらに、この授業では学外実技評価審査を見据えた練習にも取り組みます。
学外実技評価審査では、決められた時間の中で施術を組み立て、適切な手技を選択し、相手の状態に合わせて施術する力が求められます。また、あん摩・マッサージ・指圧それぞれの手技について、一定水準の技術力を身につけているかについても審査されます。
そのため、授業では実際の審査を想定したデモンストレーションや実技練習を行い、限られた時間の中でどのように施術を組み立てるかを繰り返し確認します。


3年生になると、国家資格取得後の臨床現場をより具体的に意識するようになります。
これまで学んできた基礎技術を土台に、さまざまな教員の視点や臨床での考え方に触れながら、「なぜこの手技を選択するのか」「どのように施術を組み立てるのか」を考え、自分で施術を組み立てる力を身につけていきます。
本校では、こうした実践的な学びを大切にしながら、学生一人ひとりの臨床力を高めています。