授業訪問「『連携と協働』の演習Ⅱ」
今回は、看護学科2年生の「『連携と協働』の演習Ⅱ」について紹介します。この科目はⅠ~Ⅳに区分されており、1年生から4年生の異学年交流、理学療法学科・作業療法学科との異学科交流により学習を深めていきます。
4月の授業訪問で紹介した1年次の「『連携と協働』の演習Ⅰ」でも同じように、理学療法学科・作業療法学科との交流を行い、多職種の役割理解を深めました。今回は2年生での交流ということで、更に多職種の役割理解を深めるとともに、チーム医療・多職種連携の実際を学んでいきます。


この日は看護学科の校舎に理学療法学科・作業療法学科の2年生が集まり、脳梗塞患者の事例をもとに、
①対象者の困りごとを明確にして、生活しやすくするための援助を考え実践できること
②多職種の専門性を理解し、多職種からの新たな視点を学び、視野を広げられること
を目的に、交流授業が行われました。


はじめにオリエンテーションを受けた後、グループごとに自己紹介をして事例について食事・排泄・更衣ごとにディスカッションシートをまとめていきます。各学科、今まで学んできた知識を活かして気づきや改善するための工夫、多職種と連携をとることの利点をディスカッションしていきます。


4限目は、6グループ毎に実習室に分かれ、ロールプレイを含めた発表を行います。
同じ左半側空間無視・左上下肢麻痺がある患者であっても、左に意識を向けるために左から声をかけるグループもあれば、左麻痺があるから右から声をかけるグループもありました。また、理学療法学科からは現在の状態を踏まえて、今後のリハビリの方向性を看護師に伝えていたり、作業療法学科からは自助具の利用やパタカラ体操の提案をしたりと、それぞれ患者について多職種で考えた結果が発表に表れていました。


学生のうちから、学科の枠を超えた交流ができるのは当校の特徴でもあります。今回の学びを今後の授業や実習、将来にも活かしていけるよう、学びを深めていきましょう。