授業訪問「レクリエーション活動Ⅰ・Ⅱ」
今回の授業訪問は、理学療法学科・作業療法学科の1・2年生合同でのグループ活動である『レクリエーション活動Ⅰ・Ⅱ』。
みなさんは『リハビリ』や『リハビリテーション』という言葉は馴染みがあるのではないでしょうか?
本校で目指せる資格である理学療法士、作業療法士はリハビリテーション職に分類されます。
※職種の違いなどはこちらのWEBオープンキャンパス 学科紹介をご覧ください。
この2つの資格を活かした仕事では、常に密な連携をとりながら患者さんをサポートしていくため、お互いの職種の専門性や特徴の理解、コミュニケーションが大切となってきます!本校の理学療法学科・作業療法学科の学生は、同じ校舎で授業を受けており、合同授業や交換授業などがたくさんあり、普段からの交流によって、お互いの職種の理解に役立てています(^_-)-☆今回ご紹介する『レクリエーション活動Ⅰ・Ⅱ』のような他学科・他学年の先輩後輩が合同で行う授業というのは、全国的にも珍しいのではないでしょうか?
このレクリエーション活動Ⅰ・Ⅱという授業では、7~8人ずつ15グループに分かれ、学外を中心とした活動について、計画から介入まで考えて実行してまとめあげます!例えば、一般・高齢者向けの身体機能・能力の測定やデイサービスでのレクリエーション、地域資源の調査、スポーツチームへのトレーニングの提供などの活動です。



今回は、あるグループの学外活動に同行しました(^^)/
今回のグループでは、高松・小豆島を拠点に活動している小学生サッカーチーム、SONIO BORAMIGO FCの南校1~3年生の練習時間をお借りしてのウォーミングアップへの介入を計画しました。SONIO BOLAMIGO FCがスローガンに掲げる『FOOTBALL以上の存在』・・・本校理学療法学科・作業療法学科の学生の実践経験の場は、まさに『FOOTBALL × 教育』!!
当日までに担当教員からのアドバイスを受けながら、動きを得意とする理学療法士の視点と思考を得意とする作業療法士の視点を組み合わせたトレーニングメニューを2つ考えました。子ども達はみんな一生懸命、かつ楽しそうに取り組んでくれ、しっかりと計画してきた成果もあり、学生達も嬉しそう!(^^)!



サッカーをはじめとするスポーツでは、動きだけではなく、思考能力も大切になってきます!今回のトレーニングでは、サッカーボールだけではなく、味方や相手、空間、周囲の状況を考えながらの動き方を提供できたのではないでしょうか?介入後のトレーニングやゲームにも参加させていただき、子ども達の上手なテクニックにもビックリ!!最後にコーチからもアドバイスをいただき、子ども達に伝わったことと伝わらなかったこと、楽しむことと引き締めることのメリハリのつけ方、言葉の選び方や褒め方など、とても良い経験になりました(^^)v



このように本校では、地域のつながりも大切にしながら、スポーツ現場での実践能力をつけるための環境を整えています(^^)
SONIO BOLAMIGO FCのメンバーの子ども達、コーチの皆さま、本当にありがとうございましたm(__)m
