授業訪問「評価学実習Ⅰ」
理学
2025年7月22日(火)
今回の授業訪問は、理学療法学科2年生『評価学実習Ⅰ』の実技授業!
担当教員は、経験豊富な逢坂教員と佐々木教員です。


理学療法学科では2年生の9月に、病院などで『早期体験実習』を実施しています。『早期体験実習』では、理学療法士がどのように仕事をしているのかを見学します。見て学ぶためには、理学療法士が行っている様々な検査や測定についての理解が必要です。
また、理学療法士の『理』は理由の『理』でもあります。
現象そのものではなく、その理由(=原因)に対して介入するのが特徴です。
筋力が低下している理由、腕や脚を動かしづらい理由、歩くことができない理由など、このような様々な状態に対し、検査・測定を通じて理由(=原因)を追求していきます。つまり、検査・測定は理学療法士にとって非常に重要な武器なのです。

この日の授業では、脳に障害を負われた方を想定し、神経の状態の検査を学習しました。まだ実際の患者さんをみたことがない2年生たちでしたが、逢坂先生・佐々木先生が、学生たちがイメージしやすいよう、分かりやすく指導していました。
さらにクラスメート同士で交代して患者役もすることで、患者さんの立場でそれぞれの検査や測定を体感し、お互いにフィードバックすることができました。時には失敗することがありましたが、教員に質問しながら一生懸命学習に取り組む姿が印象的でした。



この授業で学んだ検査・測定の技術を、3年生からの病院などでの臨床実習で活かしてもらいたいと思います。