授業訪問「基礎研究活動~学年や学科の枠を超えた学び~」
作業
2025年5月20日(火)
今回ご紹介するのは、作業療法学科と理学療法学科の3年生および2年生の交流授業である基礎研究活動です。全部で15の研究テーマがあり、それぞれのテーマごとに1つのグループが編成されています。具体的なテーマは「呼吸・循環機能」「物理療法」「運動療法」「基礎評価」「誘発筋電図」「社会環境(地域)」「ADL・福祉機器」「作業活動分析」「コミュニケーションスキル」「生活習慣」「筋総合評価」「動作分析」「メンタルヘルス」「重心動揺」「ニューロリハビリテーション」です。各グループには担当教員がつき、専門的なアドバイスや指導を受けながら研究活動を進めています。

この活動では、3年生が中心となって研究計画の立案、データ収集、分析、発表準備などを担当し、2年生はその活動を記録しながら、研究の進め方やグループワークの方法を実践的に学びます。学科や学年を越えた協働を通じて、専門知識を深めるだけでなく、主体性やコミュニケーション能力、チームワークの大切さも身につけることができます。


学生たちは、各テーマで得られた知見や成果を発表し合い、互いに刺激を受けながら成長しています。このような基礎研究活動は、将来の専門職としての基盤を築く貴重な学びの場となっています。

