看護学科 継灯式
10月15日、保護者や教職員が見守る中、2年生21名が参加し、第19回継灯式を厳かに執り行いました。
継灯式は、フローレンス・ナイチンゲールが、クリミア戦争でランプに灯をともし傷病兵を見回った姿に由来します。灯にやどるナイチンゲールの看護のこころを受け継ぎ、看護師になる志を新たにする機会となります。


クラス全員で「より良い式典にしたい」と、9月から練習してきた成果がここに花開きました。副学校長や教員から学生一人ひとりにナイチンゲールの灯火が手渡された後、全員でナイチンゲール誓詞を朗唱し、看護師としての倫理観や使命感を再認識しました。


学生が胸につけているコサージュは、かすみ草と三輪の胡蝶蘭で、花言葉は「純粋な愛」「感謝」です。
2年生は、今月末から小児看護学実習Ⅰ、12月には基礎看護学実習Ⅱに臨みます。事前準備として、これから看護技術の練習や事前演習に取り組んでいきます。個々の目指す看護師像に近づけるよう努力してほしいと思います。

継灯式の後、参加してくださった保護者の方に向けて保護者会を開き、看護学科の現況や臨地実習に向けてのお願いなどをお伝えしました。また秋の季節に合わせて、銀杏やもみじの葉に学生各々が目指す看護師像を書き掲示したもの、学生たちが1年次からの軌跡を動画にしたものを保護者の方にご覧いただきました。


継灯式記念講演では、ひかりや保険外サービス 森河佑季先生をお招きして、「認知症は“人生の物語”行動の背景を読み解く看護のまなざし」というテーマで、ご講演いただきました。
森河先生は、講演の中でロールプレイやペアワークなどを取り入れ、実践的なお話をしていただきました。講演では学生自身が自分の傾向を知り、また認知症の方の対応で迷ったときのヒントとなることを教えていただきました。


学生からは、「認知症の方の行動には意味があり、症状や行動だけでなく、その人らしさを観る視点が大切である」「これまでどのような人生を歩んできたのか、何を大切にしているのかを理解していくことが大切である」などの学びが多く聞かれました。今後、臨地実習で受け持たせていただく際には、この学びを活かしてほしいと思います。