「笑いと医療」心が通うコミュニケーション
看護
11月13日、認定NPO法人日本クリニクラウン協会 事務局長 熊谷恵利子先生を迎えて、看護学科3年生「笑いと医療」の授業を行ないました。
クリニクラウンとは、入院生活をおくるこどもの病棟を定期的に訪問し、遊びとユーモアを届け、子どもたちの笑顔を育む臨床道化師のことです。

“笑い”は”善玉”の神経ペプチドを送り出し、NK細胞を活性化、その結果免疫が高まります。この医学的効用を引き出すために、いろいろな方法を用いて笑いを引き起こすこと、心が通うコミュニケーションのユーモアセンスを学びました。学生は相手と目線を合わせることや相手との距離感の大切さを学んでいました。

また風船を落とさないようにグループで打ち上げる活動を通じて、仲間と協力することの大切さも学びました。


コミュニケーションは、耳や目だけですべてが伝わらず、心も使うことによって理解することができます。周りのメンバーを信用して自分の体をゆだねる体験等も行ないました。

今回の演習を通して、コミュニケーションの重要性を再認識でき、これからの臨地実習に大いに役立つ学びとなりました。