第18回 継灯式
看護
2025年10月16日(木)
看護学科では、第18回継灯式を厳かに執り行ないました。保護者や教職員が見守る中、2年生33名が参加しました。
継灯式は、フローレンス.ナイチンゲールがクリミア戦争で、ランプに灯をともし、傷病兵を見回った姿に由来します。灯にやどるナイチンゲールの看護のこころを受け継ぎ、看護師になる志を新たにする機会となります。


教員から学生一人ひとりに、ナイチンゲールの灯火が手渡された後、全員でナイチンゲール誓詞を朗唱し、看護師としての倫理観や使命感を再認識しました。


学生が胸につけているコサージュは、三輪の胡蝶蘭で、花言葉は「純粋な愛」です。
2年生は、今月末から小児看護学実習Ⅰ、12月には基礎看護学実習Ⅱに臨みます。実習に向けて看護技術の練習や事前演習に取り組んでいきます。個々の目指す看護師像に近づけるよう努力してほしいと思います。

継灯式の後、参加してくださった保護者に向けて保護者会を開きました。
保護者会では、学生個々が目指す看護師像を記載した写真や似顔絵、学生が作成した動画をご覧いただきました。最後に、感謝の気持ちをしたためた手紙を、学生ひとり一人が保護者に手渡しました。


継灯式記念講演では、社会福祉法人ラーフ理事長 毛利公一先生をお招きして、「挑戦する勇気が未来をつくる~看護の道を歩むあなたへ~」というテーマで講演いただきました。
毛利先生は、事故による頚髄損傷があっても、様々なことに挑戦されていらっしゃいます。常にポジティブに、そしてエネルギッシュに活動されてきた経験をお話しいただきました。「みなさん、本気で生きていますか」「ピンチの時がチャンスです」先生のお言葉は、それぞれの学生のこころに届き、これから歩む道の糧となったことと思います。

