【特別講義開催】「くらしのためのDX」とその活用に向けた取り組み
看護
2025年9月17日(水)
カリキュラム改正に伴い新設された「くらしを支える手続き」の授業で、特別講義を開催しました。
今回は、宇多津町役場総務課デジタル推進室 兼 情報管理係の三宅 渡氏を講師にお招きし、町で進められているデジタル化の具体的な取り組みについてご講義いただきました。

この講義の主な目的は、私たちの暮らしに欠かせないさまざまな「手続き」が、人生の節目ごとに存在すること、そしてそれらが医療・福祉・行政サービスと深く関わっていることを学ぶことです。
これまでの手続きは、窓口での手書きや対面による対応が中心でしたが、人口減少や外国人住民の増加など社会の変化に対応するため、業務をより簡単に、効率よく行えるようにする取り組みが進んでいます。その中で、デジタル技術の導入が重要な役割を果たしています。
特に印象的だったのは、コンビニ交付サービス、書かない窓口システム、広聴AI(ブロードリスニング)です。
その中でも特に広聴AIは、「町長への手紙」などの住民の声をAIが分析・整理していることです。2025年7月から導入され、短時間で多様な意見を把握できるようになったそうです。

【学生の感想】
・宇多津町のDXは、コンビニで住民票が取れるなど忙しい人に便利で、こういうサービスが身近にあれば助かると感じました。
・子育てアプリや書かない窓口は、高齢者や外国人にも優しくて良いと思いました。DXは難しいものではなく、くらしに役立つものだとわかりました。