【特別講義開催】「臨床判断演習Ⅰ」
看護
2025年9月9日(火)
看護学科2年生「臨床判断演習Ⅰ」の中で、特別講義が開催されました。
講師は放送大学大学院 文化科学研究科 生活健康科学 教授の山内豊明先生、1日かけて臨床推論の概念からフィジカルアセスメントの進め方まで、体系的に講義いただきました。

山内豊明先生には、前日に香川県内の医療従事者を対象として、看護公開講座も開催していただきました。
学生の学び(感想より抜粋)
・生命維持だけでなく、生活の質を支える視点を持つことの重要性を改めて学んだ。
・看護ではエビデンスを重視するが、それでも「根拠にまで至っていない」場合があることを知り、常に考え続ける姿勢の大切さを実感した。
・「この患者さん、何もないんですよね」と言われることがあるが、実際には「何もない」ということはない。変化がなくても「変化がない」という情報があるし、「何もしない、様子を見る」ことも看護の一つであると学んだ。

この講義で学生たちは「臨床推論の思考プロセス」や「情報の優先順位の捉え方」を、具体的な事例を通して理解することができました。今後の臨床実習や将来の看護実践に大きく役立つ学びとなりました。