出前授業 善通寺市立東中学校
四国医療専門学校では、高等学校や中学校から依頼があった際に、教員が学校に出向き、授業や職業説明を行っています。今回は、善通寺市立東中学校へ看護学科の教員2名が職業体験学習のため出前授業に伺いました。
善通寺市立東中学校での職業体験学習は、様々な分野の仕事内容について理解を深めるとともに、働くことの意義や価値に気付けることを大切にしています。社会人とのふれあいや交流を通して異世代とのコミュニケーション能力を高めるとともに、社会性やマナーなどを身につけることを目的に数年前から実施されています。
当日は10時50分から11時40分、11時50分から12時40分の2回に分けて、生徒が興味のある分野の講義を受けました。本校(看護師)以外に、自衛隊や銀行員、美容師、保育士の方々がいらっしゃいました。
今回の出前授業では、看護師にとって大切な「手」について、感染防止の観点から「手洗いの仕方」を中心に授業を行いました。
まず、手洗いチェッカーを使用して普段の手洗いで汚れが落ちているかどうかを確認したところ、「全然落ちてない!」「意外と綺麗かも。」など、様々な反応が聞こえてきました。その後、流水による手洗いとアルコール消毒について説明し、再度手を洗ってもらうと「さっきより綺麗になった。」「今日からしっかり手を洗おう。」という声が聞こえてきました。



説明の後に○×クイズを行うと、参加した全員が全問正解で、手洗いの必要性について理解してもらえたことを嬉しく感じました。
手洗いの授業の後は、学生からの質問に答える時間です。事前に頂いていた質問内容を中心に、看護師について説明を行いました。就職率や年収など、今の中学生は考え方が大人っぽいなぁと思うような質問もありました。授業の最後には、「看護師になりたい。」「夢がなかったけど、看護師を目指してみようかなと思いました。」という言葉を聞くことができました。


今回の授業を通して、看護師という職業の理解が深まり、医療職を目指してくれる生徒が増えてくれるといいなぁと思いながら出前授業を終了しました。
善通寺市立東中学校のみなさん、まだまだ暑い日が続きます。水分をしっかりとって、手を洗って、元気に暑さを乗り切りましょう!