健康教室開催報告
四国医療専門学校 附属鍼灸治療院・附属接骨院では今年度も毎月第3木曜日の15時から16時まで、その時期にぴったりの健康テーマで健康教室を開催しております。
8月はお休みですが、6月・7月の様子をお知らせします。
今年度第1回目の6月の健康教室では、附属鍼灸治療院 大網院長が講師を担当し「気象病について」をテーマに開催しました。6月といえば梅雨、多くの方が感じる体調不良について、その原因から対策まで詳しくご説明しました。
特に印象的だったのは気圧に関するお話です。普段意識することのない気圧ですが、手のひらにかかる重さは約10キロ、全身では約15トン、なんとゾウ3頭分もの重さが私たちの体にかかっているそうです。参加者の皆さんからも「そんなに重いなんて知らなかった」と驚きの声があがっていました。


後半の実技では、耳のマッサージと気象病予防に効果のあるツボへのお灸を体験していただき、「初めてのお灸でしたが、思っていたより心地よくて、家でも試してみたいです」といった嬉しい感想をいただきました。


7月は、附属鍼灸治療院の友永先生による「顔からわかる健康チェック」をテーマに開催。
当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、多くの方にお越しいただきました。ありがとうございます。
東洋医学の「五臓(ごぞう)」の理論を基に、それぞれの臓器に不調が現れると顔の特定の部分にもサインが表れることをお伝えしました。

実技では弱った五臓に対応するツボ押しを体験、「あ、ここ痛い!」「効いている感じがします」といった率直な反応がとても印象的でした。


帰り際に、「これから顔のチェックをしながらツボ押しをしてみます」という、感想もいただきました。ぜひ、毎日お顔のチェックをしていただき、今日のからだに最適な“ツボ押し”をしてみてください。

次回は9月18日(木)、講師は附属接骨院の幸坂先生、テーマは「気をつけて!秋の体調不良」です。
地域の皆様の健康づくりのお手伝いができるよう、スタッフ一同心を込めて準備していますので、ぜひお気軽にご参加ください。