地域文化論・フィールドワーク
看護学科1年生は、6月19日にフィールドワークを行いました。当日は最高気温が30度を超える真夏日となりましたが、熱中症対策を徹底しながら活動を行いました。
今年度は、地域文化論(四国学院大学 社会学部 准教授 山中雅大先生)の授業の一環として取り組みました。事前学習では、本校のある宇多津町の地域特性を調査し、住民の方の暮らしぶりについて理解を深めました。実際のフィールドワーク活動では、5グループに分かれて地域の散策を行いました。宇多津町の行政サービス(社会資源)、青の山古墳の歴史調査、寺院や町内の観光資源の調査など、多岐に渡る調査ができました。
厳しい暑さの中での活動でしたが、学生たちは「暑かったけど、楽しかった!」と笑顔で感想を語り、充実した学習となりました。
このフィールドワークは学習面だけでなく、仲間との親睦を深める貴重な機会です。入学から2か月が経ち、既に友人関係も築かれています。普段あまり話さない友人と会話し一緒に行動する事で、新たにお互いのことを知る良いきっかけにもなりました。


6月26日には、フィールドワークで学んだ内容を発表しました。学校内で本格的な発表会を行うのは初めての経験でした。発表会に向けて、タブレット端末内のパワーポイントを活用し、グループメンバーで画面共有を行いながら、現地で撮影した写真の加工や貼り付け作業もみんなで楽しみながら、まとめを行いました。さらに発表会では、フィールドワークの目的・学び・今後の課題なども述べることができていました。



今回の調査では、地域に住む人々へのインタビューも実施することができ、宇多津町の人々の生活についての理解が深まりました。 この経験を後期に予定している「基礎看護学実習Ⅰ」や「地域の暮らしを守る演習」でも活かして欲しいと願います。



今回の体験を今後の様々な場面での学習に活かし、将来的に看護学生や看護師に求められている役割について理解を深めてもらいたいと考えています。