基礎看護学実習Ⅱ
看護
2024年12月20日(金)
看護学科2年生を対象に12月2日~17日の2週間、4施設11グループに分かれて「基礎看護学実習Ⅱ」を行いました。本実習は、患者の疾患を踏まえ日常生活に関するケア計画を立案し実施するものです。
実習期間中、学生は患者とのコミュニケーションやカルテから情報を得て、必要な看護を考え、看護計画を立案しました。未熟な技術で戸惑う場面もありましたが、実習指導者から「大丈夫よ」「一緒にやろうか」と温かいサポートを受けながら、看護技術を患者に提供することができました。
実習終了後の振り返り発表では、患者に実施した計画や実習時に気になった場面、自分にとっての「基礎看護実習Ⅱ」の意義について発表を行いました。発表中、学生たちには「うんうん」とうなずきが見られ、初めて患者を受け持ち、看護実践をした本実習が、学生たちにとって大変有意義な経験となったことがうかがえました。
最後に私たち教員として特に嬉しく感じたことをお伝えします。実習前は自分中心の言動が目立っていた学生たちですが、実習を通じて受け持ち患者や病棟、看護師の方々への関心を深め、患者中心の考え方へと成長していく姿が見られました。
3年生での領域実習では、この貴重な経験を活かしてさらなる成長を期待しています。