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鍼灸マッサージ学科3年生を対象に「あん摩マッサージ指圧総合実技審査」を実施しました。
今回の課題は「痺れの症状」がある患者様を想定して、上半身30分、下半身30分のあん摩・指圧の施術です。
試験は臨床実習でも使用している附属鍼灸治療院で行いました。

普段は、教員の指導の下、協力患者の方に対して臨床実習を行っている学生ですが、患者役が教員となると緊張する学生が多く見受けられました。

授業以外でも朝、放課後と時間をみつけて練習していた成果もあり、しっかりと施術ができていました。
課題の症例に対しての施術内容の立案や施術がしっかりと行なえており、患者役である私たち教員は学生の成長を実感することができました。
患者の方への施術内容の説明や力加減の確認など、大事なコミュニケーションも取れていました。

実技審査後には、担当教員から良かったところや改善点などフィードバックを行ないます。
力を入れる方向がずれていないか、リズムは一定であるか・・・など、手技に関しての内容や、タオルワークや声掛けなどの指導が行われました。

11月には公益社団法人 東洋療法学校協会主催「あん摩マッサージ指圧実技評価審査」が実施されます。
今回、自分の改善点を聞くことができたので、今後の練習に活かしてくれたらと思います。
まだまだ技術を向上させる時間はあります。
理想とする治療家になれるよう、教員一同、授業や朝、放課後等を用いてしっかりと練習のサポートをして行きます！