大学併修制度を利用して専門学校を卒業するとどうなるの?最終学歴の扱いとメリットを解説!
専門学校での学びは、実践的なスキルを身につけるための重要なステップですが、大学併修制度を利用することで、専門学校の卒業資格に加えて大学を卒業した際の『学位』を取得することが可能です。この制度を利用した場合、最終学歴はどのように扱われるのでしょうか。
この記事では、大学併修制度を利用して専門学校を卒業した場合の最終学歴の扱いについて詳しく解説します。
大学併修制度とは?
大学併修制度とは、専門学校に通いながら、提携している大学の通信教育課程を併修することで、専門学校の卒業資格と大学の学士号を同時に取得できる制度です。
この制度を利用することで、専門的な技術と理論的かつ幅広い知識を同時に学ぶことができ、キャリアの選択肢を広げることができます。
専門学校卒業後の最終学歴の扱い
大学併修制度を利用して専門学校を卒業した場合、最終学歴は以下のように扱われます。
専門学校の卒業資格
専門学校を卒業することで、通常は「専門士」や「高度専門士」といった称号が付与されます。これは、専門学校での学びを証明するものであり、特定の職業に必要なスキルを持っていることを示します。
大学の学士号
大学併修制度を利用して大学の通信教育課程を修了すると、大学から学士号が授与されます。この学士号は、大学卒業者に与えられる資格であり、就職や進学、海外留学など、さまざまな場面で有利に働きます。
最終学歴の表記
最終学歴の表記は、通常、専門学校の卒業と大学の学士号取得の両方を記載することが一般的です。例えば、「〇〇専門学校卒業(専門士)」「〇〇大学卒業(学士)」といった形で、両方の学歴を示すことができます。

最終学歴の扱い
最終学歴は、就職活動や進学、キャリア形成において重要な要素です。
就職活動
多くの企業では、応募者の最終学歴を重視します。大学の学士号を持っていることで、特に大学卒業者を求める職種や企業への応募が可能になります。また、専門学校で目指す資格の取得が採用条件となる場合があります。専門学校での実践的なスキルと大学での理論的な知識を併せ持つことで、より幅広い職種に応募できるようになります。
多様かつ特化した人財
専門に特化した職種のみならず、大学併修制度で学んだり取得したりした資格を掛け算することで、多様かつ特化した人財となることができます。例えば専門学校での『看護師』の資格取得に加えて、大学併修制度による『社会福祉士』のダブルライセンスや、心理学を深く学んだ『心理×看護師』といった例が考えられます。
キャリアの柔軟性
専門学校での学びと大学での学びを併せ持つことで、異なる分野へのキャリアチェンジがしやすくなります。例えば、専門学校で理学療法士の資格を取得、大学で教育に関する科目を履修することで、将来専門学校での教員を目指すことも可能です。
進学の選択肢
大学の学士号を取得することで、大学院への進学が可能になります。(4年制の専門学校では高度専門士を取得し卒業後に大学院への進学が可能です。)大学院では、さらに専門的な知識を深めたり、研究活動に従事したりすることができます。これにより、キャリアの幅を広げることができます。

まとめ
大学併修制度を利用して専門学校を卒業した場合、最終学歴は専門学校の卒業資格と大学の学士号の両方が認められます。これにより、就職活動や進学の選択肢が広がり、キャリア形成において有利に働くことが期待できます。
専門学校での実践的なスキルと大学での理論的かつ幅広い知識を併せ持つことで、より多様なキャリアに挑戦できるといった将来の可能性が広がります。自分のキャリアを考える上で、大学併修制度は非常に有意義な選択肢です。将来の目標に向かって、しっかりと準備を進めていきましょう。あなたの努力が、より豊かな未来を切り開く力となるはずです。
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