授業訪問「吸引授業」
2019年2月20日(水)
今回は、
理学療法学科・作業療法学科3年生の
「吸引授業」を紹介したいと思います
吸引とは、気道や口の中に痰が溜まり、
自分では出すことが困難な人に対して行う
医療行為です。
数年前から法律が変わり
理学療法士や作業療法士も
吸引を行うことができるようになりました
吸引というのは、
相手に負担をかけないためにも
テクニックや経験が大事です
そこで講師は
看護学科の西村先生にお願いしました
まずは、
吸引に対する基礎知識の勉強です
「どのような人に吸引をするべきなのか」
「吸引をすることでどのような効果があるのか」
また「吸引をするときの注意点」
などを学びました
初めての長期実習を終えたばかりの3年生です。
実際に患者様と関わったことで、
より一層勉強への意欲が湧いています
座学のあとは
実際に看護学科の実習室で
実技練習です
始めに先生のお手本を見せてもらいました
手際が良く、スムースに吸引を行う姿に驚き、
学生たちの目も真剣になっていました
最後に学生たちも
実際に吸引を体験しました
慣れない手つきではありましたが、
教えていただいたことを
思い浮かべながら、
1つ1つ丁寧に実践し、
頑張っていました
リハビリで、
身体を動かすことによって、
痰は口元に近付きます。
自分で痰を出すことができない方の
痰をそのままに放置しておくと、
肺炎の原因になりやすく、
とても危険です
今回の授業をきっかけに、
吸引の重要性や必要性を知り、
これから相手への負担をかけない
吸引の技術を高めていって欲しいと思います