授業訪問 交流授業
2018年1月18日(土)・26日(金)・2月7日(水)
理学療法学科・作業療法学科の3年生に
鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科教員、
鍼灸マッサージ学科3年生で
鍼灸・あん摩マッサージ指圧の
交流授業を実施しました
そして、看護学科教員からは、
吸引についての講義と
実技の演習
をしていただきました
はじめに、大麻副学校長から
あん摩マッサージ指圧・美容鍼の
デモンストレーションがあり、
身体や手の使い方・美容鍼のポイント
を教えていただきました
また、鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科教員の
松木先生から鍼灸の歴史や理論、
鍼治療における痛みの
コントロールメカニズム等
について講義がありました
午後は班ごとに分かれて、
教員による鍼灸体験授業と
鍼灸マッサージ学科3年生による、
あん摩実技を受けました。
また、本校附属治療院の研修生である、
山砥 翠先生から
「入眠困難を主訴とするうつ病患者の一症例」、
嘉数 那子先生からは
「橋本病患者に対して鍼灸治療を行なった一症例」
についての症例報告をいただきました
体験授業では、
普段あまり目にしない鍼灸道具や
東洋医学独特の診察法・評価法に、
学生たちは興味津々の様子でした
また、治療を受けた学生達は、
勉強による疲れが
一気に吹き飛んだようです
授業後のアンケートでは、
- 「東洋医学への理解が深まった」
- 「鍼灸に対するイメージが変わった」
- 「このような交流授業をもっと行ってもらいたい」
という意見が多く聞かれました
看護学科との交流授業の前半では、
呼吸・循環を整える技術の講義があり、
痰の性状や痰と気道のクリアランス
について学びました。
また、吸引に必要な機器の説明や
吸引カテーテルの使用法
について学びました。
吸引の実技では、
人形を用いて痰吸引の体験を実施しました。
看護学科 小池先生指導の下、
演習がスタートしました
学生たちは、
手順を確認しながら吸引を開始。
初めての吸引に悪戦苦闘です
近年では、
教育・研修を受けた者であれば、
医師の指示のもと
吸引が行えるようになりました
現代医療において吸引の技術は、
どの医療職種に対しても
求められる技術となっています
本校は
鍼灸・マッサージ・
理学療法、作業療法・看護など
7つの学科を擁する総合医療専門学校です
伝統医学と現代医学の融和と補完を通じて、
幅広い知識と教養と
高度な専門技術をもった医療人を育成できるよう、
今後も学科の垣根を越えた交流を
行っていきたいと思います