トレーナー訪問⑨「運動を通して笑顔を創る」
2020年5月18日(月)
前回の訪問先、Conditioning Studio Nico 藤田 敬さんからのご紹介は、一般財団法人 三宅医学研究所 附属 セントラルパーククリニック 健康増進施設 サラマンダーの遠藤誠治さんです
サラマンダーは高松市の中央公園横に位置し、20年の歴史がある“メディカルフィットネス”です
セントラルパーククリニックとの連携による医療チェックをベースに、予防医学の見地に基づいた運動プログラムを通して、生活習慣病をはじめとする病気の予防・改善を行っていらっしゃいます
また、すべてのスタッフが医療資格を持ち、専門性が高いことはサラマンダーの大きな特徴となっています
トレーナーの遠藤誠治さんは、スポーツ医科学修士で、全米ストレングス&コンディショニング協会認定のストレングス&スペシャリスト(CSCS)、パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)、日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導士(JATI-AATI)などなど・・・この他にもたくさんの資格をお持ちです
施設をご案内いただきながら、いろいろなお話を伺い、いくつか体験もさせていただくうちに・・・遠藤さんの「職人気質」が見えてきました
ちょっとのことですが(ちょっとが大きい)経験が生かされて、工夫が凝らされ、ひとつひとつ、私共もとても勉強になりました
トレーナー(Trainer)に求められるものは何か
Trainという言葉には①鍛えること、②強化すること、③育てること、④教育すること、などの意味がありますが、その対象となるのは「人」であり、それぞれが持つ目的はそれぞれに異なります
その対象に合わせて、目的に応じたコンディショニング方法や指導法を考慮していく必要があります
そして、画一的な方法や型にはめた考え方に固まるのではなく、常に対象のニーズや目的に合わせた方法を模索しながら指導していくことが大事になってきます
知識や技術を習得することが重要であることはもちろん、トレーナーとしての資質、伝える際の配慮や工夫、教え育てる役割があること・・・、今回の遠藤トレーナー訪問を通じて、あらためてトレーナーに求められるものは何かを考える良い機会となりました
遠藤トレーナー、スタッフの皆さま、ありがとうございました
施設見学
メインプールは20mで3コース。歩く人と泳ぐ人、2つのコースにわかれていて、それぞれのメニューやペースに合わせることができます。
ジャグジーや流水プール、アクアジムがあります。
エル・ドゥ・モンド社製の初動負荷マシンをメインに構成されています
有酸素マシンやスタジオレッスン、ゴルフシュミレーターがあります